はじめに:作ったもの
Pixi.jsでミニゲームを作りました。

無限プチプチのように黙々と掃除するゲームです。
短いので1分程度でクリアできます。クリアのないエンドレスモードもあります。
前作がタイミング良くタップするゲーム性だったので、今回は自由にスワイプ操作するゲーム性にしました。疲れててもゆるゆる遊べる。
制作期間:2025/1/8(水)~2025/2/2(日)
一か月弱、前作のソースを一部流用して少し楽に作れました。
この記事では制作後の振り返りをKPTでやってみます。
KPTフォーマットって?
/K(Keep:続けること)、P(Problem:問題点)、T(Try:次に試すこと)の3要素で振り返り次回に活かす取り組み、みたい。
KPTのK(Keep:続けること)
今回の制作で良かったこと、次回も続けたいこと。
新しく挑戦したことがゲームの表現的に良かったので続けたいです。
新しく挑戦したこと
スプライトのアニメーション
前回やり方が分からなくて出来なかったアニメーション。
主人公が4枚、ボスが2枚のアニメーションをします。
動きがあるとそこに注目するので、主役が誰か分かりやすいかも。
スプライトの大量複製・管理
コショウを500個複製して、個別に当たり判定をした。
大量のスプライトが個別に動くから見た目も華やかで楽しい。
(これも前回はやり方が分からなくて出来なかった)
一定間隔で使える必殺技ボタン
遊んでいるとゲージが増えて、溜まると必殺技が使える!
たまにしか使えないけれど、使えたら協力で気持ち良い。メリハリが良き。
小さいボタンだけど、ゲージの増加を円周のメーターで表現できて、この演出を最初に考えた人は凄いなと感心しました。便利。
スライド式のシーン切替
面クリア式のゲームで次の面へ進むとき、パッと切り替わると唐突すぎるので、スライドショーのように滑らかに繋げたい。
テンポ良くほどほどの演出で切り替わるよう意識しました。
ボスの体力バー
よくあるHPゲージ。最初が緑、半分で黄、最後に赤と色が変わる。
ボス戦もやってることはコショウ掃除で一緒なのだけど、演出が違うだけでちょっと雰囲気が変わってメリハリがつくなーと思いました。
今回は疲れててもできるゆるいゲームを目指しました。ゲームオーバーがない。
コショウを掃除する感覚がプチプチを潰すみたいな癒し感があった。
最初はコショウを掃除するエンドレスモードだけでした。
後付けでボス戦と5面で終わる通常モードを追加。
遊んでもらうにはクリアがあった方が分かりやすいものね。
KPTのPT(Problem:問題点、Try:次に試すこと)
今回の制作の問題点と次に試すこと。
システム的にはやりたかったことがやれたので満足度が高いです。
問題点
ゲームの世界観が分かりにくい
時間がなくて世界観が固まりませんでした。
前作は世界観から作ったのですが、今回は機能から作って世界観を最後にしていました。
最初は窓に付いた汚れをモモンガが体を張って掃除する「窓拭きモモンガ」でした。
ただ絵面が地味だったので、背景を宇宙に、汚れをコショウに、窓拭きを床掃除に変更しました。
でもタイトルはフーフーコショーという。吹いてないが。
モチーフが取っ散らかってる感がすごい。
ソースが冗長、クラス化が中途半端
後で使いそうな機能をクラス化したけど使わなかった、みたいな中途半端な状態になってます。
ちゃんと整形してテンプレート作れれば今後の制作が楽になりそう。
実害のないバグがあるかも
tickerという毎フレーム処理のイベントが残り続けてるっぽい。(操作画面でもタイトル画面のイベントが動いてるかも?)
負荷が低くて実害なさそうだから念のため綺麗にした方が良いかも、くらい。
振り返りのネタがない!
制作時に作業記録を残してないので何に悩んでたかとか全然覚えてなかった。
自分で作ったゲームを遊びながらネタを思い出しています。
次に試すこと
これはこれであり!想像力を増やす
前作は世界観から作って機能を後付け、今作は機能から作って世界観を後付けでした。
個人的には今作のやり方の方が手戻りが少なく、短い時間で作れる気がします。
インプットを増やしたり、考え続ければ、想像力が養われると思いたい!
テンプレートの作成、機能を切り出す
クラス化した機能は別ソースに切り出し、メインソースはゲーム機能だけにしたい。とか言って時間がなくやらないやつ。
既知のバグは潰す
不具合の要因なので知った以上は潰そう。謎のバグが起こるとデバッグが大変だものね。
制作メモを残す
いつどんな作業をしたか、メモ帳に残してみよう。
何にどれだけ時間がかかったか分かるようになりそう。
制作記事やノウハウのネタにもなるかも!良いことづくめだ。
おわりに
以上、制作の振り返りでした。
記憶力がなく、メモもないから記事を描くのに時間がかかる!
次はもっとスマートに記録を残していけたら良いな。
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